先日の記事でも書いたTornadoCashに関連する動きが、大手取引所FTXで起こっている。
TornadoCashというのは、トランザクションを秘匿化するサービスだが、先日米政府がこのサービスを全面禁止にし、これを利用したアカウントを取り締まる動きに出た。
仮想通貨大手取引所も一斉にこのアカウントを凍結している。
今回は、特に政府が動いている様子はないが、大手取引所FTX自ら、同様のトランザクション秘匿化サービスである「zk.money」にトークンを送付した口座を凍結した。
いきなりアカウントを凍結されても、ユーザーにとってはたまったものではないが、これは先日のTornadoCashに関連した動きであろう。
政府はトランザクションを秘匿化するようなサービスを利用するアカウントは、マネーロンダリングの可能性が高いということから、仮想通貨取引所に圧力をかけ、一斉に取り締まりを始めているのではないかと思う。
この動きを受けて、仮想通貨取引ユーザーとしては、今後は遊びでもこのようなトランザクション秘匿化サービスを利用することはやめた方が良い。
いきなり口座を凍結される恐れがあるからだ。
日本ではまだその動きは起こっていないが、いずれ日本の規制当局も同様の動きをとるであろう。
マネロンの意図はなくても規制当局はそんなのお構いなしだから、今後新サービスを利用する時は注意が必要と思う。
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