日本が442年ぶりの皆既月食・天王星食に酔っていた頃、米国が中間選挙で決戦をする中、仮想通貨市場ではFTXのトークンFTTが80%以上の大暴落となった。
結局、流動性危機に陥り、仮想通貨取引所業界最大手のバイナンスが買収に合意するという結末となった。
取引所業界No2と言っても過言ではない、大手FTXの実質破綻は、仮想通貨市場全体に大きな影響を残す。
特にFTXの顧客はデリバティブを駆使したトレーダーが中心であり、ほとんどの財産をFTX取引所にステーキング(預ける)しており、身動きが取れなかったので、今回の下落で破産するトレーダーも多いであろう。
そのポジション解消がしばらく続くので、バイナンスの買収で、この仮想通貨市場全体の下落が収まるとも思えない。
これから仮想通貨市場から退出する人たちも多いと思う。
FTXはSolanaを立ち上げ、業界では革命児だったので、個人的に応援していたからショックだ。
幸いにも、FTXはポートの中では3%くらいしかなかったので、実際の被害は少ないが、イーサリアムの下落など、相場全体の影響は受けている。
今回の暴落シナリオは、裏で何か戦いがあった結末のような気がするが、この謎解きはこれから始まるであろう。
こんな日は、気を取り直してSTEPNで朝散歩して汗を流そうと思う。