暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

暗号資産投資の失敗事例

はじめに

今日は、自分がこれまで経験した暗号資産投資の失敗事例を書きますので、参考にして下さい。

 

1. 草コイン投資

何十倍、何百倍を狙って、時価総額の小さい銘柄に投資するのはやめましょう。

何十銘柄とかに分散しても何百倍に上昇する銘柄なんてそう当たりません。

1名柄あたりの金額も小さくなってしますので、もし、数十倍が当たったとしてもそれほど資産は増えません。

当たり以外の銘柄は価値がほとんどゼロになります。

中には詐欺プロジェクトもあります。

儲け話には裏がありますので、手を出さないでください。

本当に儲かるなら誰にも紹介しないはずです。

 

2.運用利回りが高いコインへの投資

ステーキングやイールドファーミングなどで年利回り数十%以上出るものはいくらでもあります。

ただ、この利回りは固定でもなしし、年間の利回り換算をしているだけなので、何も保証はされていません。

利回りの高さに釣られて投資しても、その暗号資産の価格が利回り以上に下がっていくので、長期で持てば持つほど、トータルで損する場合が多いです。

投信の利回りの高い毎月分配金のたこ足配当のようなものです。

 

3.ナンピン買い

ナンピン買いを続けるのはやめましょう。(時価総額10位以内は除外します)

下がったら買いたくなりますが、暗号資産は下がり方が極端なので、底が見えません。

特に暗号資産相場全体が下がっているときには、その銘柄が良かろうがどうだろうが、相場に反して浮上することはありません。一緒にとことんまで下がります。

暗号資産全体に資金が入ってきたタイミングまで待って投資しても遅くはありません。

底固めしてから反転が確かなものになるまで追加投資は待ちましょう。

 

4.待機資金

暗号資産の場合、余裕資金で投資すると思いますが、余裕資金ほぼ全部投資に回すのはやめましょう。

強気相場の時も弱気相場の時も20%くらいは、ステーブルコインにして待機資金にして下さい。

追加投資のタイミングで、資金があったらと思うことが良くあります。

余裕資金を全部投資に回していると、追加投資のタイミングで余裕資金でない資金から一時的に資金を充当することになります。

これをすると、結果的にポジションがどんどん膨らみます。

余裕資金でない資金で追加投資するのは、リスクが大きすぎます。

余裕資金内での投資を徹底するためにも、余裕資金の中でも資金の余裕を持たせて投資をしましょう。

 

5.取引所選択

取引所はハッキングのリスクや破綻のリスクがあります。

私もFTXやFCOIN(懐かしい)で取引をして痛い目にありました。

特に取引所が発行している暗号資産はWでリスクが高いです。

今は日本の取引所も規制が厳しくなって安心できるので、取引所に資産を置くのであれば日本の取引所が良いと思います。

日本の取引所でも取引所リスクはゼロにはならないので、心配ならメタマスクなど自分のWalletで管理しましょう。

Walletもゴックス(誤送信)したり、詐欺にあうリスクはありますので、注意は必要です。

 

6.すぐ売却

1.5倍とか2倍とかになったらすぐ売却したくなります。

売却後の資金を投資するもっと良い暗号資産があるのなら良いのですが、特に代替するものがないのなら、売却しないで中長期保有をしましょう。(または一部売却とかにする)

市場の波に乗る銘柄の場合、2倍になったら、10倍以上に急速に成長する銘柄もあります。

せっかく、儲かる銘柄に当たったのに、すぐ手放すのは惜しいです。

取れる利益は、中長期投資で大きくとりましょう。

 

まとめ

まだ、挙げればいくつかありますが、大きな失敗で言えば、上記の6つくらいに集約されるのではないかと思います。

暗号資産投資は2017年から始めているので、もう7年近くになります。

これらの失敗から多くを学びました。

投資は株式投資も暗号資産投資でもポイントはよく似ています。

まずは失敗をなくすこと、市場から離脱しないで中長期の視点で投資することが重要かと思います。

是非、参考にしていただいて、暗号資産投資で資産を増やしていきましょう。