CoinDesk 20とは、数千の暗号資産の中から、最大かつ最も信頼できる8つの取引所のボリュームで市場の約99%を構成している上位20銘柄を抽出したもの。
4半期毎に更新されている。
以下が今回更新された20銘柄である。
レイヤー1トークンが2つ(AVAX)とテラ(LUNA)、メタバースの仮想土地トークンが1つ、ディセントラランド(MANA)ミームコインが1つ、柴犬トークン(SHIB)合計4つの暗号資産(仮想通貨)が加わった。
イーサリアム・キラーとも呼ばれるレイヤー1トークンは前回、コスモス(ATOM)、ソラナ(SOL)が加わったので、2四半期連続でリストに加わることとなった。
ディセントラランド(MANA)は、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたメタバース「Decentraland(ディセントラランド)」のネイティブ暗号資産だ。
柴犬トークン(SHIB)は、ミームコインのひとつ。
逆に外れたのは、ビットコインキャッシュ(BCH)、イオス(EOS)、イーサリアムクラシック(ETC)、ファイルコイン(FIL)の4つである。
うち、BCH、EOS、ETCは、少し古い銘柄で、イーサリアムとの競争に既に負けているブロックチェーンである。
市場は新しいイーサリアムキラーを探し求めている。今回、前回とイーサリアムキラーが入ったのも世代交代の動きであろう。
また、メタバースはまだDecentraland系だけであるが、今後はメタバース銘柄も増えてくれるであろう。
ミームはDogeCoinとSHIBの2つだが、これ以上は出てこないであろう。ブームは去りつつあるし、これ以上出てきてほしいとも思わない。
CoinDesk 20は活発にに取引されている銘柄であるから、今後の成長性が期待されており、流動性も確保されている。
仮想通貨に投資するのであれば、CoinDesk 20は、銘柄選択の参考になるであろう。