日本のNFT市場は盛り上がってきているが、海外のメタバースプロジェクトは厳しい状況が続いている。
第3四半期の取引高が第2四半期に比べ80%減少したとのこと。
海外のメタバースは今年に入って年始から盛り上がり、第2四半期はプチバブルのようになっていた。
その後、暗号資産が急落する中、後追いで急落し、現在の低迷した状況となった。
以下がメタバースの土地の価格だが、ほとんどの銘柄で大きく価格が下落している。
健闘しているのは、TheSandboxとDecentralandだけだ。
この2つのメタバースは、名だたる大企業が土地を購入してきており、なんとか価値を保っている状況である。
ただ、この2つのメタバース大手でも、実際にメタバース内で多くの人が集まっているかというと、閑散な状況である。
マニアックな人だけが、中で遊んでいるが、まだ大方のユーザーはこの市場についてきていないようだ。
メタバースの大きな目的は人とのコミュニケーションだと思うが、人が集まっていないので、今のところは盛り上がっているかというと、そうでもない。
メタバースで盛り上がるには、ゲーム的な要素が必要であろう。
まずは、今のメタバースがいきなり盛り上がるのではなく、目的な明確なGameFiのコミュニティが盛り上がり、仮想空間のコミュニケーションに慣れてきたところで、メタバースに波及するという流れではないか。
メタバースが盛り上がるのはもう少し先になりそうだ。
ただ、投資の観点でいうと、土地はかなり安くなっているから、仕込み時ではあると思う。