ウクライナが、仮想通貨取引を合法化した。
このロシアとの戦争が騒がれている時に、これまで渋っていた合法化を進めたようだ。
そして、世界5番目以内の仮想通貨大国になるとの目標も掲げて、仮想通貨関連の産業を育てていくようだ。
ウクライナの法定通貨は「フリヴニャ」という通貨であるが、世界でこの通貨を知っている人も少ないであろう。
現在、ロシアとの戦争が近いということもあり、通貨が下落の一途を辿っている。
ウクライナ国民にしてみれば、「フリヴニャ」がどうなるか信用ならないから、ドルや金やビットコインで資産を保有したいのは当然であろう。
ただ、特にドルは規制があるので、なかなか入手も難しいのではないかと思う。
当初、政府も仮想通貨に「フリヴニャ」の資金が流れるのを懸念していたのであろうが、今はそう言ってられない事情もあるのではないかと思う。
以下の記事によると、海外からの支援資金が暗号資産の送金に支えられているにも一因にあるのではないかと思う。
やはり、海外への送金においては、実質欧米が支配する銀行網以外を確保しておきたいのが民間と一部新興国政府の人の思いであるかもしれない。
今後、暗号資産が新興国の新しい送金網として利用される機会も増えてくるであろう。