米サンフランシスコを拠点とする「Bitwise Asset Management」は、イーサリアム(ETH)で人気を博しているクリプトパンクス(CryptoPunks)などのNFTを運用するインデックスファンド「Blue-Chip NFT Index Fund」をローンチした。
これは、NFTとして人気の高いブルーチップ(優良)コレクション上位10個を市場価格で加重した「Blue-Chip NFT Collectionsインデックス」の価格に連動を目指す。
このNFTインデックスファンドはローンチに伴い時価総額60億ドル(約6800億円)を超えるCryptoPunks, Bored Ape Yacht Club, Autoglyphs, Fidenza, VeeFriendsなどへ投資を行い、カストディを行うとしている。
NFTが作成されている主要なブロックチェーンはイーサリアムである。
イーサリアムでNFTを購入しようとするとわかることだが、あまりにも手数料が高くてうんざりする。
人気のNFT自体は高額すぎて普通の人は全く手が出せない。
また、NFTマーケットプレイスで売買しようと思うと、仮想通貨を触ったことがない人にとってはちょっと難儀である。
この点インデックスファンドで投資すれば、高い売買手数料を避けることでき、高額なNFTにも投資ができ、面倒な作業もないということで、大きなメリットを受けられる。
現時点で「Bitwise Blue-Chip NFT Index Fund」は適格投資家にのみ提供され、最低25,000ドルからの投資となるので、誰もが購入できるわけではないが、今後の展開としては非常に関心のあるニュースである。
このようなNFTインデックスファンドが一般の人でも購入できるようになれば、よりNFT市場も活性化するであろう。