■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,940.83
(+71.60)
香港ハンセン
23,207.31
(+263.13)
ドイツDAX指数
6,309.51
(+17.84)
ＮＹダウ
11,010.11
(+3.63)
日経平均
（休場）
日経225先物（シカゴ）
9,655
(+10.00)
●為替
通貨の強弱（弱→強）
ユーロ→円→ドル
ドル−円
82.06
(+0.16)
ユーロ−円
113.87
(-0.30)
ユーロ−ドル
1.3876
(-0.0060)
●債券
米国10年債
2.39%
(+0.00%)
日本10年債
（休場）
●商品
NYMEX原油先物
81.92
(-0.92)
NYMEX金先物
1,353.60
(+7.10)
■ 前日の相場のコメント
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（アジア）
・中国株、香港株とも続伸。
・ドル安による商品相場の上昇を受け、
資源株中心に高くなった。
・中国には人民元高を見通した資金が
入ってきており、相場を押し上げている。
（欧州）
・欧州株は上昇。
・米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が追
加緩和策を実施するとの観測が続いてい
おり、相場を押し上げている。
（米国）
・米国株は小幅上昇。
・ＦＲＢの追加緩和観測で上昇したもの
の、企業決算の発表を控え、様子見気分
が強く、相場の上昇は小幅に留まった。
（まとめ）
・アジア、欧米とも特に企業業績に関わ
らず、株価が上昇している。
・米国の追加緩和への期待から、市場へ
の安心感が出て、投資家はリスク選好的
な動きとなっているようだ。
・この副作用として、中国に海外から資
金が流入しており、中国政府は、大手商
業銀行6行の預金準備率を0.5%上げる等、
マネーの膨張を抑える処置を取り始めて
いる。
・また、日銀の白川総裁も先進国の金融
緩和により、新興国に大量の資金が流入
し、バブルを形成する恐れがあると警告
を発している。
・現在の株価や商品価格の上昇は、景気
が良くなったわけではなく、先進国が
追加金融緩和により、市場に巨額のマネ
ーを供給しているから起こっている現象
であると認識する必要があろう。
・よって、ここは新興国株や商品の買い
場ではなく、売り場である。
・そこは間違わないで投資行動をとると
良いであろう。
