元Twitterのジャック・ドーシー氏が率いるブロック社は、10日、新しい分散型のウェブプラットフォーム「Web5」を発表した。
Web5は、現在のインターネットを表すWeb2と次世代のWeb3.0を足し合わせたものではないかということ。
ちょっと意味がわからないが、作ろうとしているのは、ユーザーが個人情報や自身のデータを自分で管理できるようにするためのレイヤーとして機能である。
今のWeb2.0の世界では、例えばGoogleやFacebookを利用しようとすると、自分の個人情報をそのサービス主体に預けなければならない。
個人情報の管理は、そのサービス主体に委ねられてしまい、常にその個人情報の漏洩や不正利用の危険に晒されている。
Web5では、この課題を解決すべく、デジタルウォレットに個人情報やデータ、アプリへの権限を保存しておけば、新しい分散型アプリを利用する際に、プロフィールを新たに作成する必要がなくなる。
Web5に対応した分散型アプリであれば、既存のデジタルウォレットから利用できるようになる仕組みだ。
こうすれば、個人情報をサービス主体に預けなくてもサービスが利用可能になる。
こうなると、本当の意味で中央集権型の管理社会から脱出して、分散型の世界にいくのではないかと思う。
社会の構造自体が、グローバル化(世界統一)の流れから、分散化の流れに入っていく中で、このWeb5.0は大きな変革をもたすのではないかと思う。