Bored Ape Yacht Club(BAYC)という猿のNFTは、Yuga Labsというグループが開発を手掛けおり、最も成功しているNFTプロジェクトで人気が高い。
その人気の理由の一つが、NFT保有者にこの猿の商業的使用権まで付与している。
つまり、この画像を使用して、商品を作って販売しても構わないということだ。
通常のNFTの場合は単なるデジタルデータの所有権であり、商業的使用権まで付与しているものは珍しい。
もう一つNFTの有名なプロジェクトにCryptpunks(1万体、1番最初の画像)とMeebits(2万体、2番目の画像)がある。
どちらも Larva Labsというグループが手掛けている。
これらのNFTの場合、NFTを購入しても商業的使用権は保有できなかった。
今回は、YugaLabsが所有するCryptoPunksとMeebitsについて、Larva Labsから商業的使用権を取得したという内容であった。
そして所有者にまずは、商業的使用権を与えるらしい。
これを受け CryptoPunksとMeebitsの取引量は増え、価格も上昇している。
NFT業界では衝撃的な買収話であったが、今後のNFTにおける商業的使用権について改めて考えさせられることとなった。