昨日に続き、中国の仮想通貨規制強化の話です。
今回の中国の動きが当面仮想通貨市場に大きな影響を与えそうです。
ますは、Links株式会社のSonny Wang(@LinksSonny)のYou tube 動画をご覧下さい。
すごく参考になります。
これまで、中国は仮想通貨市場の規制をずっと強化してきました。
ただ、中国人の仮想通貨ユーザーも、OTC取引という店頭取引という抜け道を使って売買を続けることができました。
具体的には、OTC取引で、テザー(USDT)の注文を出し、アント・グループ(Ant Group)のようなフィンテック企業を通じて、人民元の支払いをするやり方です。
今回の規制強化でアントグループの親会社であるアリババに調査が入ったことから、抜け道であったこのOTC取引もできなくなるのではないかとの話です。
中国の投資家、店頭取引で規制逃れ:報道 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
テザー(USDT)は現在7兆円近い発行額ですが、少なくともこの半分くらいが、中国資金だと想定した場合、3〜4兆円の資金が仮想通貨市場から抜けたか、今後抜けるでしょう。
7月1日が共産党100周年で中国の一大イベントになります。
今後、デジタル人民元が導入され、中国マネーを共産党管理下におきます。
それに向けての、今回の仮想通貨市場規制強化です。
今後、中国マネーは、仮想通貨市場にほとんど戻ってこないということも想定しながら、運用していかなければいけないでしょう。
バブル気味だった仮想通貨市場の相場も、今回の騒動で下落となり、バブル相場も落ち着いてきました。
ここから再度、ブロックチェーン市場の未来を見据えて、中長期目線で定期的にコツコツ投資していくことが重要かと思います。
自分は投資家なのか投機家なのか再度自身を振り返りながら、投資方針を立てていきましょう。
動画の最後のLinks株式会社のSonny Wang(@LinksSonny)の言葉が印象的です。
「お隣の中国と比べて、仮想通貨を合法的に簡単に買える日本人は幸せ」
日本の投資家はこの言葉を再認識すべきでしょう。
以下の取引所から簡単にビットコイン、イーサリアムが購入できます。
日本の金融庁登録業者で、中国と違って合法です。