以前からカナダの当局に申請が出されていたイーサリアムETFが2つ承認された。
資産管理企業のPurpose Investments及びCI Global Asset Managementの2つの商品で、Cl Globalの方は、4月20日にトロント証券取引所に上場する予定。
今年2月18日に、ビットコインに直接投資する本格的なETFが、世界で初めて、トロント証券取引所に上場して、2ヶ月未満で資産が1,100億円まで成長した。
その後同様のビットコインETFが2つ上場、4月15日には、空売りもできるビットコインETFが上場した。
ブラジルでも3月22日に南米初のビットコインETFが承認されており、北米、南米で仮想通貨のETF上場が相次いでいる。
コインベースの上場に湧くアメリカでは、ここ数年に渡って、ビットコインETFの上場が何回も申請されているが、これまで当局は拒否してきた。
ただ、この機運を受けて、アメリカでもビットコインETFの申請がいくつか上がっており、今回は期待が高まってきている。
政権がバイデン政権となり、米SEC委員長に新しいゲンスラー氏が2日前に上院で承認された。この委員長はビットコインETFに前向きであり、期待を後押ししている。
今後、アメリカで仮想通貨のETFが承認されれば、ビットコイン、イーサリアムに機関投資家の巨額の資金が流入することになり、さらに価格を押し上げるであろう。