以前の記事で、仮想通貨取引所最大手のバイナンスについて紹介した。
その記事に、書き忘れてしまったが、バイナンスコインは4半期毎に利益の一定額を定期的に焼却(バーン)している。以前は4半期利益の20%と決まっていたらしいが、今は関連付けがない。焼却というのは、株式でいうと、自社株買いのようなものである。
今回の焼却額はなんと600億円相当であった。先日ナスダックに上場したコインベースの4半期利益が約800億円だったので、焼却額の大きさの凄さがわかる。
コインベースより、確実に稼いでいるのであろう。以前のように利益の20%の焼却額と想定した場合は、逆算して3,000億円近くの利益があったと推計できる。
現在、バイナンスコインの時価総額は、約7兆円だから、時価総額の約1.1%を焼却したことになる。既存のバイナンスコイン保有者からすると、それだけの利益の還元があったと考えてよいであろう。このペースだと年間約4%程度の還元となる。
バイナンスコインを保有するということは、この年間4%程度の還元を受け、ステーキングを活用すると、年利15%程度を獲得できる。バイナンスコインを保有するメリットは理解できるであろう。
まあ、コインベースのように、米国の規制当局から認められてるわけでもないし、儲かりすぎだから、今後、各国当局から規制を受けるリスクも大きい。
ただ、使ってみるとわかるが、使い勝手やサービスの内容はほぼ世界最高水準といっていいだろう。
以下はバイナンスへのアカウントリンクです。覗いてみては。