ビットコイン先物ETFが米国で初めて承認され上場、取引は活況を呈している。
そんな中、イーサリアムETF誕生にも期待が集まっている。
イーサリアムはイーサリアム2.0へのアップデートも控えており、これも相まって市場の関心はビットコインからイーサリアムへ移ってきている。
暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)が提供するデータによれば、権利行使価格が1万5000ドルのコールオプションは、2022年3月に満期を迎えるすべてのオプションの中で、未決済の建玉が最も多くなっている。
これは現在4,100ドルのイーサリアムの価格が、来年3月に15,000ドル以上へ上昇すると期待する人が多いことを表している。
もちろん、イーサリアムのETF承認に期待しているのもあるだろうが、そもそもイーサリアムはブロックチェーンにおけるそのポジショニング自体を評価しているのだろう。
今、最も盛り上がっっているDeFiやNFTのブロックチェーンにイーサリアムが標準的に利用されている。
イーサリアムの手数料自体は高額で決して使いやすくないし、他のブロックチェーンの選択肢も多く出てきているが、結局イーサリアムが最も信頼性があり、結局使わざるを得ない状況になっている。
また、来年に向けてイーサリアム2.0へのバージョンアップも控えており、この移行に関して、利用者みんなが期待をかけている。
足元では、7月のバージョンアップ以来、イーサリアムの新規発行の半分がバーン(焼却)されており、以前に比べ供給が絞られていることが、イーサリアムの底堅い価格に反映されている。
このように、決してイーサリアムETF誕生への期待だけから、将来の価格上昇を予想しているわけではないということがわかるであろう。
今はビットコインが騒がれているが、次の盛り上がりはイーサリアムになる可能性も高いので、是非、この機会にイーサリアムを購入して長期保有をしてみてください。