LINKというLINEの仮想通貨を知ってますか。
仮想通貨で代表的なものとして、ビットコインがありますが、それとは形態が全然違います。
一番の違いは仮想通貨の発行主体です。
ビットコインは株式のように発行主体がいません。ではどうやって発行するかというと、採掘といってコンピューターである計算式を早く解いた人に、ビットコインが自動的に発行される仕組みとなっています。
LINKの場合、LINEグループが発行主体となっているので、LINEグループのサービスに貢献した人に割り振られます。例えば、LINE証券で口座を作ると、もらえるポイントのようなものです。
ここで疑問にぶち当たります。LINEには、LINEポイントがあるじゃないか、なぜ、LINKを発行しているのか。違いはなんなのか。
ポイントと仮想通貨の一番の違いは、仮想通貨は価格が変動し、売買ができるというところです。
LINEのサービスに貢献してLINKをタダで10LINK得たとしましょう。その時の価格が1LINK=1,000円だったとしましょう。10✖️1,000円=10,000円の価値。
LINKの価値が上がり、今は流通市場(BITMAX)で2,400円くらいで売買されているので、売却すると、10✖️2,400円=24,000円になります。
ポイントの場合は、価格は変わりませんし、売却もできませんので、そのポイントを使って物やサービス利用代金に使うしかありません。
このように、仮想通貨LINKとLINEポイントは全然違うものと言えます。
次に、なぜLINEがLINKを発行しているのか。その狙いを考えてみたいと思います。