■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,977.97
(+21.13)
香港ハンセン
23,448.78
(+198.98)
ドイツDAX指数
6,957.61
(+90.98)
NYダウ
11,362.41
(+106.63)
日経平均
10,168.52
(+180.47)
日経225先物(シカゴ)
10,270
(+85.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→円→ユーロ)
ドル−円
83.86
(-0.30)
ユーロ−円
110.90
(+0.30)
ユーロ−ドル
1.3224
(+0.0082)
●債券
米国10年債
3.00%
(+0.03%)
日本10年債
1.21%
(+0.06%)
●商品
NYMEX原油先物
87.99
(+1.27)
NYMEX金先物
1,385.50
(-3.30)
■ 前日の相場のコメント
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(アジア)
・中国株、香港株とも上昇。
・欧州債務危機が拡大が阻止されるので
はないかとの見方や各国の経済指標が
改善していることを好感した。
(欧州)
・欧州株は上昇。
・欧州中央銀行(ECB)がアイルランド
などの金融機関を支えるため、来年以降
も短期資金を潤沢に金融市場に供給する
考えを示したことから、安心感が広がった。
(米国)
・米国株は上昇。
・ECBの金融緩和継続決定や10月の米中古
住宅販売関連指数が大幅な伸びを見せたこ
とを好感した。
(まとめ)
・ECBが期間3ヶ月の資金を固定金利で全額
供給するオペを2011年4月12日まで継続する
ことを決めたことで、市場には安心感が広
がったようだ。当初はこの12月末で終了す
る予定であった。
・まだ、ユーロ不安は完全には収まったい
ないがとりあえず、一息ついたというとこ
ろ。
・次は米国景気に焦点が移る。まずは明日
の米国の雇用統計待ちでしょう。
・話は違うが、昨日、18年サッカーのW杯が
ロシアに決定した。
・また、米ペプシコがロシア食品最大手WBD
を4,900億円で買収したと発表があった。
・ロシアはメドベージェフ大統領になって
大きく変わりはじめた。
・特に2010年6月あたりから大きく方針転換
をしている。
・簡単にいえば、親中反米スタンスから、
中国と中立、親米スタンスになったという
こと。
・そして、ロシア市場の規制を取り払い、
欧米へ市場を開放、欧米の資金、技術を積極
的に取り入れる、軍事的にもNATOとのミサイ
ル防衛における歴史的合意という具合に、
発展への道を歩みはじめた。
・そして今回のW杯決定につながっていった。
・ロシアはこれまで危険な資源国との印象で
あったが、この動きを機に欧米投資家からみ
たロシアは大変魅力的に移るようになった。
・もともと、人口も1億4千万人と多く、資源
も豊富なので、投資する価値は高いのである。
・今後、一層ロシアへの投資が加速するであ
ろうから、このW杯決定を機に早いうちに、
安いうちにロシアへも少し投資を振り向けて
みてはと思う。
・皆さんロシアについてはどう考えてますか。