■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,956.84
(+3.52)
香港ハンセン
23,249.80
(+241.81)
ドイツDAX指数
6,866.63
(+178.14)
NYダウ
11,255.78
(+249.76)
日経平均
9,988.05
(+51.01)
日経225先物(シカゴ)
10,185
(+205.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ユーロ→ドル)
ドル−円
84.16
(+0.53)
ユーロ−円
110.60
(+1.81)
ユーロ−ドル
1.3142
(+0.0132)
●債券
米国10年債
2.97%
(+0.15%)
日本10年債
1.15%
(-0.04%)
●商品
NYMEX原油先物
86.72
(+1.76)
NYMEX金先物
1,388.80
(+3.30)
■ 前日の相場のコメント
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(アジア)
・中国株、香港株とも上昇。
・中国の製造業購買担当者指数が4ヶ月
連続上昇したことで、中国の生産活動が
予想以上に伸びていることが好感された。
(欧州)
・欧州株は大幅高。
・2日の欧州中央銀行(ECB)の政策
決定会合で、欧州の債務危機を鎮静化す
るために、追加措置を講じる可能性があ
るとの見方が広がった。
(米国)
・米国株は大幅高。
・米民間雇用サービス会社が発表した
11月の雇用リポートで、非農業部門の
就業者数が前月比9万3,000人増と市場
予想を上回り、買い安心感が広がった。
(まとめ)
・欧州の債務危機に関する追加処置へ
の期待や米国がIMFを通じて欧州救済基
金を支援する用意があると発言したこと
で、ユーロには安心感が広がった。
・ただ、欧州の債券は引き続き、売られ
ており、まだ状況は改善していない。
・米国は雇用関連指標の改善で、市場に
安心感が広がっているが、昨日の国連レ
ポートをみると、追加の景気対策を実施
しなければ、景気は来年2番底に陥り、
失業率は10%台に上昇する可能性があると
指摘している。
・オバマ民主党は中間選挙敗戦により、
追加の景気対策はすんなりと合意できる
状況でもないことから、米国景気は再び
悪化することも懸念される。
・まずは週末発表される雇用統計が重要
なので、注目したい。