暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

内需と外需

■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
3,035.27
(+40.02)

香港ハンセン 
23,054.68
(+30.82)

ドイツDAX指数 
6,879.66
(+55.86)

NYダウ 
休場

日経平均 
10,079.76
(+49.65)

日経225先物(シカゴ) 
10,120
(+10.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→円→ユーロ)

ドル−円
83.56
(-0.03)

ユーロ−円
111.67
(+0.27)

ユーロ−ドル
1.3362
(+0.0038)

●債券
米国10年債 
休場

日本10年債 
1.16%
(+0.03%)

●商品
NYMEX原油先物
84.18
(+0.24)

NYMEX金先物
1,372.10
(-5.70)

■ 前日の相場のコメント
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(アジア)
・中国株、香港株とも上昇。

・前日の米国の経済指標が予想を上回っ
たことから、世界的な景気回復への期待
が広がった。

(欧州)
・欧州株は上昇。

・ウェーバー・ドイツ連邦銀行総裁が
ユーロ圏向け救済基金には市場を鎮静化
させるために十分の資本(約80兆円)が
あると発言したことで安心感が広がった。

(米国)
休場

(まとめ)
・昨日書いた3つの不安(北朝鮮問題、
欧州債務問題、米景気の先行き問題)
とも引き続き様子見の状況。

・昨日、東南アジア5カ国(インドネシア、
タイ、フィリピン、マレーシア、シンガ
ポール)の今年7〜9月のGDP成長率が出
そろった。

・5カ国の単純平均は年率換算でマイナス
3.9%であった。4〜6月はプラス10%近か
ったために、かなりの落ち込みである。

・5カ国の中では唯一、インドネシアのみ
がプラス4.6%とプラス成長を維持した。

・タイ、マレーシア、シンガポールは
輸出(外需)で稼いでいる国なので、
最近の中国景気の影響を受け、輸出が
落ち込んだのがマイナス成長の要因で
あった。

・インドネシアは個人消費が5割を占め、
国内投資、輸出とも伸びたため、プラス
成長となった。

・2億3千万人という世界第4位の人口が
生み出す個人消費が強いというのがイン
ドネシアの特徴で、他の投資、輸出との
バランスもよい。

・タイ、マレーシア、シンガポールは
輸出主体の経済の国なので、やはり海外
の景気の影響をもろに受けてしまうとい
う弱さがある。

・日本もそうであるが、輸出に頼るとこ
ろは、今後も世界の経済成長の変動(上
下動)は大きくなるであろう。

・今後、安定的に成長していくには、
大きな内需を抱えているのが条件となる
であろうから、人口も多く内需が伸びて
いる、中国、インド、インドネシア、
ブラジルは、投資先として引き続き魅力
があるといえよう。