NFTはこれまでアートやゲームの分野で使われることが多かったが、これを”会員権”として利用しているゴルフコースが誕生した。
場所はアメリカ・オレゴン州、既存のアスペンレークスGCというコースを、不動産開発などを行う会社が買収し、総合リゾート「リューリゾート(Rhue Resort)」として再開発。
コースに大改造を施し、スパやワインのテイスティング施設が増設されたほか、いずれはホテルや住宅なども造られる予定だそう。
価格はETHで10,000ドル。1万人の会員を募集するとのことだ。
米国のゴルフ会員権の市場は現在どこまでオープンになっているかよく知らないが、日本について言えば、これまでゴルフ会員権の売買は、限定されたマーケットでの売買となっていた。
あまり流動性がないと言えばない状況だ。
このゴルフ会員権がNFT化すれば、投資家層が投資対象として参入してくるので、セカンダリーマケットは拡大することになることは間違いないであろう。
発行側も事務コストを考えたら、ブロックチェーンで会員権を流通させる方がはるかにコスト削減になる。
日本のゴルフ会員権のNFT化は歓迎すべき流れだと思う。
いずれその時代が来るのではないか。