ゲーム開発企業Thirdverseとソーシャルゲーム開発企業KLabが、サッカー漫画 「キャプテン翼」のIPを活用したブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」を2022年内にローンチする予定であることを10月18日に発表した。
なお「キャプテン翼 -RIVALS-」においては、ガバナンストークンとして「TSUBASAGT」を、ユーティリティトークンとして「TSUBASAUT」を利用していくとのこと。
そしてトークンのIEO(Initial Exchange Offering)も実施する予定とのことだ。
「キャプテン翼 -RIVALS-」の投資家には、アニモカブランズ(Animoca Brands)やイールドギルドゲームス(Yield Guild Games)が加わっている。
今回のこのゲームはNFTを上手く利用している。
キャラ自体がNFTになっており、このキャラを育てて、売買等も可能となっている。
ただ単にサッカーゲームで対戦するだけでなく、育成の要素を取り入れている。
同ゲームの目標はユーザーに長く楽しんでもらうブロック チェーンゲームにすることだという。そのために次の3つの仕組みを導入するとのことだ。
(1)投機を目的としたユーザーよりゲームを楽しむユーザーがユーティリティトークンを多く得られる仕組み
(2)ユーティリティトークンを使って遊ぶユーザーを優遇する仕組み
(3) ユーティリティトークンの獲得/消費のバランスを取るための動的な制御
このように儲けるためのゲームではなく、楽しむ人のためのゲームを作っていくということなので、コミュニティをどう育てていくかというのが鍵になりそうだ。
キャプテン翼好きは私も含め、日本いや世界に多くいるだろうから、このファン層をコアなプレーヤーに育てていけば、かなり活発なゲームコミュニティになるであろう。