暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)のブロックチェーンは2日未明(日本時間)、一機能のバグによりネットワークの再起動を余儀なくされた。ダウンタイムは約4時間30分続き、2日朝5時頃に復旧している。
Solanaについては、先日5月26日からネットワークの遅延が続いていたし、その前5月1日には7時間にわたってネットワークが停止していた。
Move to earnで超人気のサービスSTEPNやそのほかNFTの取引によって、Solanaブロックチェーンのトランザクションが急増している。
これに伴い、Solanaのネットワーク遅延やネットワーク障害が多くなっている。
ブロックチェーンは、中央主権的でなく、分散型のサービスなので、ネットワーク障害に関して最後まで責任を持ち、対処することが約束されているわけではない。誰かの補償があるわけでもない。
このような障害が起こるたびに、そのブロックチェーンへの信頼が揺らいでしまう。
ちなみに、イーサリアムやビットコインなどはほとんど障害など起こしたことはない。
Solanaとは信頼が違う。
StepnというSolanaブロックチェーンサービスも、このような障害も見越して、BNBチェーンを使うなど、マルチチェーン対応をしてきている。
今後同様にSolanaブロックチェーンサービスのマルチチェーン対応が増えてくるのではないか。
イーサリアムキラーとしての最有力であったSolanaブロックチェーンではあったが、今は一歩後退といえよう。