Terraステーブルコインが崩壊し、約4〜5兆円が吹っ飛んだ。
誰がいくら損しているかわからないが、相当な痛手となっているであろう。
相場は少し回復基調ではあるが、今回のようなことがまた起こらないとも限らないので、特にステーブルコインには要注意だ。
ステーブルコインにも色々あるが、USDC、USDTなど法定通貨資産の担保を保持しているものは今後も特に大きな問題はないので、Terraのような崩壊に至ることはないであろう。
もちろん担保している法定通貨資産(ドル資産)で信用リスクを多く取っていたら、その損害があればその分担保が割れてしまうが、今回のように99%下落してしまうことはないであろう。
一つ気になるのが、DAIというステーブルコインである。
これはイーサリアムなど仮想通貨を担保にしたステーブルコインである。
150%の担保率を維持するなど、Terraの仕組みより作りはしっかりしているが、所詮仮想通貨が担保である。
仮想通貨の上昇局面では全く問題ないが、仮想通貨全体が長期間に渡って大幅に下げる局面では、ともすると、Terraのようなことが起こらないとも言えない。
ステーブルコインを保有するときは、何が担保されているかよく見ながら使わなければならないなと改めて感じた次第です。
皆さんも注意して下さい。