仮想通貨のWalletといえば、Metamaskが有名であるが、Metamaskは現在ステーキングサービスを提供していない。
ステーキングしようと思ったら、他のサービスに接続しなければならない。
ここが少し不便である。
Walletそのものに、ステーキング機能が付いているものとして、幅広いトークンをサポートしているのが、このMoonstake(ムーンステーク)というWalletである。
今回、イーサリアムのスケーリングプラットフォームである「ポリゴン(Polygon/MATIC)」のブロックチェーンをサポートすることを発表した。
Moonstakeは複数の仮想通貨のステーキングにも対応している仮想通貨ウォレットであり、1つのウォレットで様々な仮想通貨を保管・管理したり、それらの仮想通貨をステーキングしたりすることができるウェブ版・モバイル版のウォレットアプリが提供されている。
今回のポリゴン含め、これでステーキング可能な銘柄が17銘柄となった。
ステーキング利回りは16%ある。
日本語でもサポートしているので、わりと使いやすいと思う。
NFTにも対応している。
通常の仮想通貨サービスを利用するのであれば、その分Metamaskに預けておき、運用する仮想通貨(使わない仮想通貨)は、このWalletに入れてステーキングするという使い方が考えられよう。
ただ、Walletに預けることやステーキングすることはリスクも伴う。
Walletが詐欺スキームだったら、大変なことになる。
その点、Moonstakeは2021年5月にシンガポール証券取引所に上場しているOIO Holdings Limitedの完全子会社となり、企業としての信頼性をさらに高めているので、割と安心できるのではないか。
運用の一つとしてWalletでのステーキングも利用してみてはいかがか。