10月20日に、PayPalのビットコイン取引高が5月の暴落以来で最大になった。
5月19日にビットコイン価格が約4万3500ドルから3万ドルまで急落したとき、BTC取引高は3億400万ドルを記録して、その後、低迷していたが、10月20日に1億4560万ドルの取引高となり、5月以来の最大になった。
過去記事にもあるが、PayPalで仮想通貨売買サービスが始まったのが、2020年11月で2021年3月には、仮想通貨決済サービスも導入している。
ペイパルが仮想通貨に参入して以来、少なくとも1ドル相当のBTCを保有するアドレスの総数は2020年11月20日の2683万から3389万にまで増加している。
3億8千万人が利用する決済プラットフォームのPayPalが仮想通貨を取り扱ってから、仮想通貨保有者の裾野が広がったと言えよう。
PayPalは分散型金融(DeFi)セクターへの参入も視野に入れており、ビットコインセクター以外への拡大も示唆しているので、今後もこのPayPalの動きが、仮想通貨市場に与える影響は大きいであろう。
もともとPayPalはテスラのイーロンマスクが創業した企業である。
当のイーロンマスクも仮想通貨には熱心だ。
今後も、イーロンマスク、PayPalの動きには目を離せない。