NFT市場で数億円規模の高額落札が相次ぎ、再び活況を呈している。
7月30日には、起業家のGaryVaynerchuk氏が、1,600ETH(約4億円)でCryptoPunkのNFTを購入していたことが判明。
過去1週間の売り上げ記録では、2,250ETH(約6億円)の超高額落札履歴も確認された。
下のグラフはNFTの取引高(上)と取引件数(下)の推移である。
5月の仮想通貨市場暴落から、萎んでいた取引がここ数日で急激に伸びてきているのがわかる。
【取引高推移】
【取引件数推移】
きっかけは、ETH基盤のブロックチェーンゲーム「アクシー・インフィニティ(Axie Infinity)」の爆発力がトリガーとなり、地合い好転も後押しとなってNFTセクターに資金が再流入した。
その後、メタバースのTHE SANDBOX が注目され、資金が流入。
ここ数日でNFT市場全体に資金が流入してきており、王道のCryptoPunks等のキャラクターNFTが活況を呈している。
NFTの基盤は、ほとんどがイーサリアムのブロックチェーンを利用している。
今回イーサリアムは8月5日に大きなバージョンアップがあり、処理スピードや高額の手数料が改善される見込みである。
イーサリアムのバージョンアップ以降は、さらにNFTが取引されやすい環境が整うのであろう。
NFT市場は巨大でまだまだこれから大きく成長する分野なので、引き続き注目しておくとよい。
NFT市場の成長の果実を少しでも獲得したいのであれば、とりぜずはNFTの基盤であるイーサリアムをガチホすると良いであろう。