今日は、最近のイーサリアムの動向を追っかけたい。
以前から話題となっていたイーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」の実施時期が8月3日〜5日頃と正式に決まった。
これで、イーサリアムの一番の課題であった手数料問題が解決に向かうことを期待したい。
何のアップグレードで、これがどのような影響を及ぼすかは以下の過去記事を参照してほしい。
次に、イーサリアム保有数が多い上位10番までのアドレスのシェアが18.46%から直近20.58%まで高まっているという話。
これは、イーサリアムの大口保有者(鯨)は、5月の急落以降も下値でたんたんとイーサリアムを購入してきていることを表している。
大口保有者(鯨)が投げ売りをしているのであれば、もっと価格は下落していたが、逆に鯨が下支えになっていたようだ。
イーサリアムの中長期目線のホルダーは、まだまだイーサリアムの価格は中長期的に上昇していくという予想を立てているからであろう。
🐳 #Ethereum's top 10 largest addresses now own the highest percentage of $ETH's overall supply (20.58%) since May, 2017. After dropping as low as 18.46% after the #AllTimeHigh, they've now accumulated 2.12% more of $ETH's total supply in the last 41 days. https://t.co/SKuGB0ZG5g pic.twitter.com/NcTGJFEF3d
— Santiment (@santimentfeed) 2021年7月13日
次に、ブラジルでイーサリアムETFが初めて承認されたという話。
既にカナダではイーサリアムのETFは上場しているが、ブラジルは世界で2例目となる。
これでブラジルの機関投資家はイーサリアム購入をしやすくなり、イーサリアムに資金が流入すると思われる。
また、アメリカに近い、カナダ、ブラジルで仮想通貨のETFが相次いで上場承認されているので、本丸のアメリカもいよいよ仮想通貨のETFの上場にGOサインを出さないといけない雰囲気になってきた。
外堀りは埋まりつつある。
このように、イーサリアムの価格は下落基調であるが、イーサリアムへの期待は大きい。
中長期的な目線では、現在はイーサリアム購入に値する時期といえよう。