年明けからの世界的な株価上昇には一服感がでてきている。
米国景気の回復に期待が集まっており、最も懸念が残る雇用の状況を確認したいとのことから様子見となっている。
本日の米雇用統計が今後の相場を占う上でのポイントとなろう。
他に話題としては、ブラジル車市場が世界第4位となったということ。
2010年の世界自動車販売台数は、1位が中国の約1800万台、2位が米国の約1200万台、3位が日本の約500万台、そしてブラジルが約350万台とこれまで第4位であったドイツを抜いた。
米国、日本は市場が成熟しており、販売台数はほとんど増えていないが、中国、ブラジルはまだまだ販売が加速していく見通し。
これをみるだけで、新興国の成長の勢いを感じる。
これまで新興国は先進国の消費をあてに輸出をすることで成長して外貨を稼いできた。
そして、所得が増え豊かになった新興国はこれからは消費をして世界の成長を支えていくという構造に変わった。
新興国の消費はまさにこれから急拡大していく。
新興国の特に内需株は今後急激に成長していくであろう。
・インフレのリスクは残るが、そろそろ投資すべき時にきているのではないかと思う。