■ 前日の市況
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●株式
中国 上海A株
3,199.49
(+78.69)
香港ハンセン
23,652.94
(+556.62)
ドイツDAX指数
6,604.86
(+3.49)
NYダウ
11,124.62
(+6.13)
日経平均
9,154.72
(-47.73)
日経225先物(シカゴ)
9,145
(-40.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→円→ドル)
ドル−円
80.58
(+0.19)
ユーロ−円
111.87
(-0.25)
ユーロ−ドル
1.3883
(-0.0062)
●債券
米国10年債
2.63%
(+0.03%)
日本10年債
0.96%
(+0.02%)
●商品
NYMEX原油先物
82.76
(+1.31)
NYMEX金先物
1,351.30
(-7.40)
■ 前日の相場のコメント
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(アジア)
・中国株、香港株とも上昇。
・中国の10月の購買担当者指数(PMI)が
予想を上回ったことで、中国製造業活動
の拡大が確認できたことや、企業の好決算
を好感した。
(欧州)
・欧州株は横ばい。
・製造業関連の経済指標で、中国と米国の
製造業活動の予想以上の拡大が示されたこ
とを受け、景気回復への期待感が高まった。
(米国)
・米国株は横ばい。
・欧州同様、中国と米国の製造業関連指標
を好感し、上昇して始まったが、
9月米消費支出が予想を下回ったことや、
米金融保証会社アムバックが破産法を申請
することを受け、市場心理が悪化した。
・市場の行方はやはり米中間選挙の結果及
び2-3日FOMCに左右されよう。
(まとめ)
・米国の製造業関連指数は良くなっている
ようだが、米国内の消費が増えないので、
結局、米国経済は自立回復するには至って
いないのである。
・今はFRBの金融緩和で麻薬付けとなって
おり、株式が下落することはないが、この
大規模の金融緩和がなければ、とうに株式
市場は崩壊している。
・今回も明日のFOMCで追加緩和が発表され、
さらに麻薬付けになるようだ。
・それに合わせ、日本含め先進国は同じく
麻薬付けになる。
・米国が金融緩和に頼ることによる弊害が
今後、世界中の至るところに起こってくる
であろう。
・米国はやはり時間もかかってもいいから、
民間債務のバランスシート調整等根本的治
療が必要なのではないかと思う。