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おはようございます。本日もよろしくお願いします。
まずは前日の市況から。
■前日の市況
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●株式:米高↑、アジア・欧州安↓
NYダウ 10,081.31 (+132.33)
日経平均 10,267.17 (-66.22)
香港ハンセン 22,210.52 (-107.59)
ドイツDAX指数 5,762.93 (-70.56)
日経225先物(シカゴ) 10,355 (+85.00)
●債券:日米金利高↑、欧州金利低↓
米国10年債 3.42% (+0.05%)
日本10年債 1.35% (+0.01%)
独10年債 3.31% (-0.01%)
●為替:資金の流れ(円→ドル→ユーロ)
ドル−円 91.28 (+0.42)
ユーロ−円 137.22 (+0.97)
ユーロ−ドル 1.5033 (+0.0037)
豪ドル−円 84.68 (+0.55)
●商品:安↓
CRB商品指数 282.54 (-1.55)
NYMEX原油先物 81.11 (+0.11)
NYMEX金先物 1,059.50 (-3.60)
■ 相場コメント
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・香港、中国株式市場とも下落。
・この日発表された中国の第3・四半期のGDP伸び率は予想並み
の前年比8.9%だったが、当局の金融引き締めを示唆するコメント
に懸念が高まり、株式は売られた。
・欧州株式市場は下落。中国の株安の流れを引き継いだことと、
一部企業決算が嫌気された。
・米国株式市場は上昇。大手企業の底堅い決算と9月の景気先行
指数が2年ぶりの高水準になったことを受けて上昇した。
■ トピック
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・世界的に金融引き締めムードが高まっている。
・先日、オーストラリアが口火をきって利上げに踏み切ったが、
今回、経済の好調さが確認された中国が利上げを考え始めて
いる他、欧州、米国もこれまでのいわゆる異常な量的緩和政策
の出口戦略を模索し始めている。
・中国は確かに利上げをするのは分かるが、欧州、米国は少し
早すぎはしないかと懸念する。
・リチャード・クー氏は、欧州、米国が利上げに踏み切れば、
日本の1990年代の「失われた10年」と同じ過ちを繰り返す
ことになると警告している。
・今回の危機は単なる「風邪ではなく、肺炎のようなもの」
なので、治療の手を緩めるなと言っている。
・人間の体と同じで、量的緩和政策、財政刺激策という特効薬
を飲んで、熱も下がり、治ったような感覚に陥るが、実は病は
重く体は回復していないのである。
・薬を止めた途端熱が再び上昇して、結局病気を更に悪化させ
てしまう。
・経済も人間の体と同じといえるであろう。
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