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東アジア共同体の主導権争い

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■ 時事ネタ
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・タイで開かれている東南アジア諸国連合ASEAN)関連の
首脳会合で日本と中国は24日、「東アジア共同体」構想に
向けた姿勢をそれぞれ表明。

・共同体をめぐる地域での主導権を競う形となった。

・これに対し、ASEAN首脳は将来の統合の形としての共同体構想
は歓迎しながら、あくまで「ASEAN統合が第一歩」として日中
の綱引き合いに警戒感を隠さない。

・インドやオーストラリアの思惑も交錯し、東アジア共同体
構想は、まさに同床異夢といえそうだ。

(10月25日産経新聞

■ コメント
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ASEANを巡る各国の主導権争いが活発化している。

・日本と中国が表立って主導権争いをしている中、韓国は
アジア外交構想を掲げ、個別にASEAN各国を訪問、米国も
11月にASEANと初の首脳レベルの会合の開催を予定する等、
各国の外交戦が本格化してきた。

・なぜ、ASEANがこんなに注目されるのであろうか?

・以前ASEANについて書いた記事があるので、まずはこちらを
参照してほしい。

「中国の次はASEAN 第1回」
http://archive.mag2.com/0001001815/20090809100000000.html

「中国の次はASEAN 第2回」
http://archive.mag2.com/0001001815/20090810080000000.html

「中国の次はASEAN 最終回」
http://archive.mag2.com/0001001815/20090812080000000.html

・世界の大きな流れとして、今回、冷戦崩壊後の米国一国主義
が崩壊し、世界の経済圏は地域ブロック化を強めつつある。

・欧州のEUがその代表事例である。

・アジアの場合、これまで、アジア圏は米国が関与する日本・
韓国・台湾と共産圏の中国の対立の構図があったので、なかなか
共同体構想かまとまらなかった。

・そんな中、長年の歳月をかけ、唯一まとまりのある形を作っ
てきたのがASEANの共同体であり、経済的にもアジア通貨危機
乗り越え、安定的に成長する土台を築き上げてきた。

・よって、東アジア共同体構想をまとめていくには、ASEAN
いう枠組みを利用した方が手っとり早く、ASEANを取り込んだ
国が主導権を握ると考えるのは当然といえる。

・来年には中国とASEANFTAが本格化するので、中国はASEAN
と経済的に一体化しはじめる。

ASEANの成長にとっても、中国の市場と成長力が必須なので
ある。

東アジア共同体構想の主導権争いは、中国が一歩も二歩も
リードしているのが現状である。

・日本はこの認識の中で、東アジア共同体で、どういうポジ
ションを築くか、再考すべき時がきている。

・中国と真っ向からASEANの主導権争いをしている場合でもな
かろう。

・日本もしたたかな韓国の外交戦略を見習ってはどうか。

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