11月3日、メタ(Meta)が、NFTの作成および売買機能をインスタグラム上に搭載することを発表した。
メタは今年8月からインスタグラムにNFT投稿機能を実装しており、現在100か国以上のユーザーがインスタグラム上でNFTを投稿・閲覧することが可能になっている。
NFTの作成・売買機能はポリゴン(Polygon)を介して実装されるとのことだが、NFT作成手数料、ガス代は無料となっているようだ。
今は写真に紐付けたNFTが対象だが、動画も対応。
ブロックチェーンは、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(MATIC)、フロー(Flow)ソラナ(Solana)に対応するとのこと。
これで本格的にInstagramがNFTの分野に参入することになる。
これでNFTを保有するユーザーが一気に増えそうだ。
ただし、一つ謎なのが、Apple税30%問題。
下記の記事のように、先日アップルはアプリ内でNFTの発行、売買を正式に認めた。
ただ、この発行、売買に対し、30%のアップル税をかけるとのことだ。
InstagramのNFT売買はこれに該当するのだろうか、そうすると、取引の30%もアップルに誰が支払うのか。
ほんとにあり得ないことだ。
Web2.0覇者のアップルは自分の立場を守るため、Web3.0のNFTへの動きを止めたい気持ちはわかるが、返ってユーザーから批判が高まるだけであろう。
このままだとアップルはWeb3.0の波に取り残されないだろうか。