Napsterといえば1999年に始まったファイル共有サービス(PtoP)で、当時は音楽ファイル交換が流行り、世界で1千万人が利用した。
今から振り返ると、PtoPサービスの先駆けであり、今でいうWeb3.0に近い。
このサービスは著作権問題で訴訟を起こされ、結局この会社は破綻してしまった。
その後、このNapsterブランドを企業が買取りいくつか引き継いでいき、今も形式は変わっているが、以下のリンクの通りサービス自体は存在する。
今回、このNapsterが独自トークンを発行するということで、いよいよ本格的なWeb3.0の音楽サービスが誕生するのかと楽しみに思った。
トークンはAlgolandというL1ブロックチェーンで発行される。
なんと、実はこのAlgolandがNapsterを買収して運営をしていたので、びっくりした。
Algolandは、以前から少し注目していたブロックチェーンで現在は2000以上のグローバル組織や政府、分散型金融(DeFi)のアプリケーションに採用されている。
また、FIFAワールドカップと提携し、FIFAの公式スポンサー及び技術パートナーに就任している。この提携により、FIFAの公式ブロックチェーンプラットフォームとなり、アルゴランドのブロックチェーンに対応した公式ウォレットソリューションを提供する予定だ。
エコシステムもいつのまにか膨大なサービスが続々誕生している。
訴額4,000億円というこのエコシステムを支援するファンドがある。
他のサービスに気を取られており、少しResearchが疎かになっていたが、Algolandは地味に伸びてきているのではないかと思った。
Algolandトークンも直近3ヶ月はビットコイン、イーサリアムほど下がっていなくて、しっかり価格を維持しているようだ。
今後はもう少しAlgolandのエコシステムの動向を追っかけてみようと思う。
Algolandトークンも少し買い足してみようかな。
以下は過去記事です。ご参考まで。