7月21日に バンクマン・フリード氏率いる仮想通貨取引所FTXがソフトバンクグループなどから約1,000億円の資金調達を実施した。
この時の株式評価額は180億ドルであった。
わずか1年前の株式評価額が12億ドルだったことを考えると、1年で15倍の評価になった。すごい成長である。
4月のコインベースの株式上場で弾みが付き、FTX、BinanceUSなど仮想通貨取引所が米国株式上場を計画している。
FTXは、企業買収、米NBAのマイアミヒートのホームスタジアムの命名権、eスポーツブランド「TSM」の命名権を購入するなど、大型投資を積極的に行っており、株式上場前にこの資金を使って大型買収を実施していくと思われる。
このような動きから、FTXは、新興の取引所であるが、成長スピードは早く、いずれ、世界最大規模の取引所であるバイナンスやコインベースも脅かす存在になると思われる。
FTX取引所の成長に伴い、FTXの取引所トークンであるFTTトークンの価値も向上していくと思われるので、FTTへの投資も一考であろう。