仮想通貨で直接ショッピングできるお店は、まだほとんどない。
ただ、仮想通貨に紐づいたVISAのクレジットカードは、世界7,000万のVISA加盟店で利用できるようになる。
その際に利用する仮想通貨は USDCというステーブルコインになる。
USDCはドルに連動しており、価格変動がないコインだから、買い物する時に価格が上がったり、下がったりで一喜一憂する必要はない。
このカードは何が便利かというと、仮想通貨投資をしている方は、投資の待機資金としてステーブルコインを取引所やWalletに一定額置いている。
銀行の普通預金に置いている感覚である。
通常、VISAカードを利用すると、その決済は、支払い期日までに銀行口座に入金しておかなければならない。
取引所やWalletに資金があると、決済期日までにそこから銀行口座に振り替えるという手間が発生する。
これが、USDCが利用できるVISAカードだと、取引所やWalletに待機しているUSDCを使って決済できるので、銀行口座に振り替える必要はない。
仮想通貨取引ユーザーにとってはすごく便利になる。
今、このクレジットカードの利用が増加しており、今後も伸びていくと思われる。
ちなみに、ステーブルコインだと価格変動がないので、税金の問題はないが、儲かっているコインでショッピングをする場合は、その差額に所得税がかかるので、注意が必要です。