Nuveiというカナダ最大の電子決済会社が40種類の仮想通貨での決済を提供する。
Nuveiは世界200ヵ国で年間4.7兆円に相当する電子決済を行っている。
当社の決済を利用するユーザーは40種類の仮想通貨から決済を選択でき、オンラインショップは仮想通貨ではなく、法定通貨での受け取りが可能になる。
先日、VISAがUSDC(ステーブルコイン)での決済利用を開始、昨日はブログにも書いたとおり、PayPalがビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4銘柄での決済を開始した。
このように2021年に入り、決済分野での仮想通貨の採用事例が増えている。
仮想通貨での決済ポイントが増えれば、増えるほど、仮想通貨保有者は買い物の度にドル等の法定通貨に替える必要がなくなり、仮想通貨のまま保有する機会が増える。
ということは、普通預金代わりに、仮想通貨を持つようになる。
でも、なぜ、わざわざ相場変動のある仮想通貨で持つ必要があるのか、という疑問が湧くが、それは普通預金で保有してもまったく利息がとれないが、仮想通貨を持っていると利息が付くからだ。
ちなみに、大手取引所のバイナンスだと普通預金のような貯蓄はBTCで1.2%、USDTで6%の金利が取れる。
法定通貨はコロナの対策で世界中で増刷しており、金利が低下し、預金、債券等法定通貨を安全に増やす手段がなくなった。
その資金が株式市場に流入し、コロナの中で株価が最高値をとるややバブリーな状況となっている。
ここまで株式が買われると、株式を更に購入していくにも、気は引けるだろう。決済でも使え、金利ももらえるならと、その資金の一部が仮想通貨に流れでもおかしくないだろう。仮想通貨の中長期的な上昇はまだ始まったばかりといえよう。