イーサリアムが前日比、8%上昇している。ビットコインが4%の上昇だから、ビットコインより買われているのがわかる。
今回の上昇は、上記のVISAのニュースがきっかけだ。
VISAはUSDCだけでなく、年内更に銘柄を増やす予定のようだ。VISAは今後、仮想通貨の直接決済に舵をきっていく。
ステーブルコインであれば、相場の変動がなく、決済にも利用しやすい。特にUSDCは最大のステーブルコインUSDTに比べて、裏付となるドル資産がはっきりしているので、信頼性も高い。
仮想通貨での支払いが可能になれば、仮想通貨を一旦法定通貨に変えることなく、保有しておける。
そもそも法定通貨を持っている意味がなくなるのではないか。ドルを持っていても金利はとれないが、USDCであれば預けれいるだけで、7〜8%の金利はとれる。決済でも使えるのなら、USDCを持ってれば事足りる。
なぜ、今回の報道がイーサリアムの上昇につながっているかというと、今回のUSDCなど、ステーブルコインの多くが、イーサリアム上で発行されているからである。
今回のようなステーブルコイン決済のトランザクションが増大すれば、イーサリアムの利用も増え、イーサリアムの価値が高まると予想できる。
イーサリアムは今は処理できる決済件数が少ないが、今後、バージョンアップで飛躍的に決済処理件数が多くなる予定である。
イーサリアムに対抗して、いろいろなイーサリアムキラーのプロジェクトが立ち上がっているが、今回の報道などをみていくと、ブロックチェーン上のOSというイーサリアムの位置付けは、なかなか崩せないように感じる。
イーサリアムガチホが正しい選択かもしれない。