香港で大口投資家の仮想通貨取引規制、中国のマイニング取り締まりなど、仮想通貨市場に取って悪いニュースが飛び交っている。
ビットコインも一段と下落して359万円となり、ピークから45%下落した。
この下落局面で中長期投資で購入しようと思っていた人も、この底の見えない相場では、なかなか参入タイミングを測るのは難しいであろう。
株式相場では、底が入る価格として半値八掛け二割引という格言がある。
高値を100とすると、100✖️0.5✖️0.8✖️0.8=32 となる。高値から約3分の1の水準が底。
ちなみに、ビットコインとイーサリアムの2017年のバブル相場の時の下落率は各々83%、93%となっており、この格言通りにはいかなかった。
(ビットコイン)
2021/4/12 656万円 2021/5/24 359万円(45%下落)
2017/12/18 213万円 2018/12/17 37万円 (83%下落)
(イーサリアム)
2021/5/12 47万円 2021/5/24 21万円 (45%下落)
2018/1/15 14.7万円 2018/12/17 0.98万円 (93%下落)
今回は仮想通貨市場のサービスの内容、認知度も2017年当時より、はるかに高まっているので、2017年バブル相場時の下落率までいくことはないと思う(希望的観測)。
ただ、半値八掛け二割引の水準までは覚悟しておいた方が良い。
ビットコイン 656万円✖️0.32= 210万円
イーサリアム 47万円✖️0.32=15万円
両方の価格とも、2017年のピーク時の価格に近い。ここが底の目処がと思う。
あくまで希望的観測ですが。
といっても、相場はタイミングを測るのは一番難しい。底は誰も取れないと思うので、ドルコスト平均法で一定額定期的に積み立てていくのが一番の正解であろう。