世界の個別株・ETF・株価指数等を証拠金で取引【ひまわりCFD】
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おはようございます。
本日もどうぞよろしくお願いします。
■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
19,196.45
(+210.95)
ドイツDAX指数
5,758.02
(+87.98)
NYダウ
9,974.45
(-69.30)
日経平均
9,522.66
(+62.77)
日経225先物(シカゴ)
9,425
(-130.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→ドル→円)
ドル−円
89.83
(-0.49)
ユーロ−円
109.41
(-2.25)
ユーロ−ドル
1.2173
(-0.0188)
●債券
米国10年債
3.19%
(+0.03%)
日本10年債
1.22%
(-0.01%)
■ 相場コメント
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(アジア)
・中国政府が保険会社の株式投資拡大を
認可したことが追い風となり、中国、香
港株とも上昇。
・保険会社は長期投資スタンスであるか
ら、株価の下支え効果は大きいであろう。
・インド、インドネシア株も割安感から
大幅に反発した。
(欧州)
・米経済統計が予想を上回ったことで、
世界経済全体が腰折れすることはないと
の見方が広がり、欧州株式市場にも安心
感が広がって上昇した。
(米国)
・前半は4月の米耐久財受注額(製造業の
受注額)や新築住宅販売件数の大幅増加
を受けて、株式は上昇したが、
中国が、外貨準備として保有するユーロ
圏国債について見直しを行っているとの
報道が伝わると、欧州不安が再燃し、引
けにかけ急落した。
・中国の外貨準備高(輸出で稼いだ貯金
のようなもの)は、220兆円と巨額で
世界最大である。ちなみに日本は100兆円
ほどで第2位。
・通常この外貨準備は、基軸通貨のドル
で運用している(米国債を買っている)。
・中国の場合、現在ドル(米国債)の比
率が60〜65%、ユーロ(ユーロ各国債)が
20〜25%を占めると言われている。
・ということは、中国だけでユーロ各国
債を44兆円〜55兆円保有するということ。
・中国がこの配分を見直すということは、
ユーロ→ドル、ユーロ→金、ユーロ→円
という流れがおこるということである。
・中国と同様に、中国以外の各国も2002
年から2009年にかけ、ユーロの外貨準備
を合計で9兆円→60兆円に増やしてきた。
・ドルの次の基軸通貨になるということ
で、信頼を集め、各国政府に買われてき
たユーロであるが、
・その幻想が剥げ始めた今、中国だけで
はなく、世界各国で同様の見直しが行わ
れるであろう。
・ユーロはさらに下落していくのは確実
である。
・2002年当時 1ドル=1ユーロであった。
・今は まだ1ドル=1.2 ユーロである。
・最悪、1ドル=1ユーロまでいっても
おかしくない、それが次の基軸通貨とい
う称号が剥げ落ちた今のユーロの実力
であろう。
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