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■前日の市況
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●株式
NYダウ
10,318.16
(-14.28)
香港ハンセン
22,455.84
(-187.32)
日経平均
9,497.68
(-51.79)
日経225先物(シカゴ)
9,480
(+25.00)
●債券
米国10年債
3.37%
(+0.03%)
日本10年債
1.29%
(+0.00%)
●為替
資金の流れ
(ユーロ→円→ドル)
ドル−円
89.01
(+0.01)
ユーロ−円
132.08
(-0.67)
ユーロ−ドル
1.4860
(-0.0056)
■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・香港株、中国株とも下落。中国当局が
来年、商業銀行の預金準備率(※)を引
き上げる可能性があると報道されたこと
で、売りが優勢となった。
・欧州株、米国株とも下落。欧州中央銀
行(ECB)のトリシェ総裁が緊急流動性
供給策の解除を示唆したことで、売りが
優勢となった。
・預金準備率(※)引き上げ、緊急流動
性供給策の解除とも、市中に出回ってい
るマネーを回収することを意味するの
で、マネーの供給量が減少する。
・マネーの供給量が減少すると、株式に
流入するマネーも減少するので、需給が
悪化し、株式は下落することになる。
・将来のこの動きを予想し、株式市場は
敏感に反応して、売りが優勢になったの
である。
(※)市中銀行は預金額の一定比率の金
額を中央銀行に預ける義務がある。この
比率を上げると、預金の一部が中央銀行
に拘束され、市中に出回らなくなる。
市中へのマネーの供給量が減少するの
で、これは金融引き締め策にあたる。
■ トピック
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・現在、ドルキャリートレードの巻き戻
しが起こっている。
・ドルキャリートレードとは、金利コス
トの低いドルで資金を調達し、金利の高
い新興国などの投資対象で運用する取引
である。
・為替で資金の流れを見ると、これまで
ドル→ユーロ の動きであったが、ここ
数日逆の ユーロ→ドル の動きとなっ
ている。
・これは、これまでのドルキャリートレ
ードのポジションを解消する動きを示唆
している。
・この動きが出ると、これまで買われて
いた新興国の株式、債券等が売られて下
落する。
・ドルキャリートレードの主なプレイヤ
ーはヘッジファンドである。11月末は
ヘッジファンドの決算ということもあ
り、一旦利益確定させなければならない
ので、ドルキャリートレードの解消の動
きが起こっていると言える。
・新興国に投資をしたいと考えているの
であれば、このドルキャリートレードの
解消が落ち着いたところを見てから、投
資をするのがよいと思います。
・今慌てて買う必要もないのです。
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