暗号資産投資ガイド

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NIKEのNFT関連収益は250億円と巨額

coinpost.jp

NIKE、D&G、ティファニーなど人気ブランドにとって、NFTは大きな収益源となっているようだ。

特にNIKEは21年11月には独自のメタバース(仮想空間)エリア「NIKELAND(ナイキランド)」の設立を発表、12月には仮想スニーカーのデザインを手がけるRTFKTを買収した。

また2022年4月には、NFTスニーカーコレクション「RTFKT x Nike Dunk Genesis CRYPTOKICKS」の販売を開始した。

この仮想スニーカーの登場以来、暗号資産の投資家らは2.5~3イーサ(約100万~120万円)で商品が購入されている。

このスニーカーの外観はデジタルバイアル(スキン)で変更でき、スキン自体も0.8イーサ(約32万円)から販売された。

スキンで変更されたレアなスニーカーは5,700万円で落札されたりしていた。

 

ただ、今のRTFKT x Nike Dunk Genesis CRYPTOKICKSスニーカーのフロア価格は、約13万円程度となっており、当初価格100万円〜120万円からすると10分の1くらいの価格に下落している。

 

今は価格が下落しているが、NIKEからすれば、NFT発行時に相当な利益を得ている。

ただのデジタルデータが1足100万円程度で販売できているのだから、美味しい商売である。

これはブランド価値を持っているNIKEだからなせる技である。

今はただのデジタルデータだが、今後NIKEのメタバース上でこのシューズを履けたり、リアルなシューズがもらえたり、STEPNのようなM2Eのアプリで利用できるような仕掛けを作っていけば、今後も、このNFTの発行がNIKEに大きな収益をもたらすであろう。

 

NIKEの成功を見て、今後は強いブランドを持った企業が続々とNFTに参入してくるであろう。

少し低迷しているNFT市場もこのような企業の参入でNFT市場はより活性化するのではないか。