先週末、NFTコレクションにヒットが生まれた。
最新の人気NFTコレクションは「The Saudis」だ。
5555個のNFTコレクションは、CryptoPunksから派生したもので、7月9日の発売開始後、数時間で完売した。
プロジェクトのフロア価格は9日、一時約1.3イーサリアム(約1650ドル、約22万6000円)まで上昇、当記事執筆時点、約0.75イーサリアム(約867ドル、約11万9000円)となっている。
The Saudisの販売高は週末に6700イーサリアム(約770万ドル、約10億5000万円)にのぼり、トップの座を占めた。
実は、5月にも「Goblintown」というNFTが9億円売上て、ヒットとなった。
この2つのヒットNFTは、どこか有名なチームが動かしているものでもなく、ファウンダー(創業者)もわからない。
通常、特典やロードマップが存在するが、このNFTを購入しても、今どんな特典があるか、将来的にどのように成長していくか、何もわからない状態である。
このないないづくしの異例のNFTが人気化しているからおかしな話である。
何の価値があるのか、私にもさっぱりわからない。
個人的には全く投資に値しないと思っているが、人気化すれば後付でブランドができ、価値が上がることもあるだろう。
NFTはここが不思議なところである。
CryptoPunksなんか出始めたことは、こんなドット絵に誰が金を払うのかと馬鹿にされていたが、今やNFTの代名詞になって、とんでもない価値がついている。
NFTは株式と違って有価証券の規制がかかっているわけではないので、NFTの自己売買して人気化しているように見せることができるので、詐欺まがいのものも多い。
ここの見分けはなかなか付きにくいのが実情だ。
では、今回の2つのヒット作品は一体何者なのか?
背後に誰か大物がいるのだろうか?
私は手を出さねいですが、皆さんはどう思われるますか。