NFT
GMOインターネットグループは14日、GMOアダムが運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」で、ウクライナや周辺地域を対象にした緊急人道支援のためのNFTを販売することを発表した。
「緊急人道支援チャリティNFT」という名称で14日15時から販売を開始。
今回販売されるのは、平和の象徴であるハトをモチーフにしたアニメーションNFT。
価格帯は1,000円~1,000万円で、販売数は計1,001点である。
3月31日の23時59分までの期間で初回販売を実施しており、この間は二次販売はできないようにした。
4月1日以降に二次流通が開始された後の売上金は寄付されない。
初回販売期間終了後、寄付総額として収益全額を公表。
その際、寄付を行ったユーザーの名前も一覧で発表すると説明している。
この動きを見ると、やはり、寄付とNFTは非常に親和性がある。
NFTで寄付するメリットは、一つは寄付したとする証明が残ることである。
そもそもAdamとはどういうNFTマーケットプレイスなのだろうか。
リンクは以下の通り。
登録してみたが、楽天のNFTマーケットプレイスなんかに比べると、非常に良くできている。
そもそもNFTの証明について、ブロックチェーンはイーサリアムブロックチェーンの利用を前提としているところ。
ただし、注意しなければいけないのは、ADAM上ではイーサリアムに書き込みが行われず、出庫した時に初めてイーサリアム上に記録されるといった仕組みになっているところ。
これは多分ガス代対策としてそうしているのだと思う。
ADAM上の全ての取引をイーサリアム上でしてしまうと、ガス代が高くなりすぎて、売買が活性化しないと考えたのだろう。
決済はイーサリアムも利用できるが、クレジットカード、銀行振込も対応している。
この対応は、初心者には、ハードルが下がって良いと思う。
楽天のNFTマーケットプレイスとの大きな違いは、楽天は楽天の中だけの閉じた世界のNFTであるのに対し、ADAMはイーサリアムのブロックチェーンに載せて、世界のどこでもNFTを持っていけるということである。
これだけでもADAMに軍配が上がった。
個人的にはADAMでの出品や購入をお勧めする。
試しにウクライナ支援NFTを利用してみてはいかがか。