ウクライナの軍事活動を支援している非政府組織「Come Back Alive」に対し、300万ドル相当のビットコイン(BTC)を1回で寄付する動きが25日にあった。
また、ウクライナ国防省に対し、テザー(USDT)などの仮想通貨での寄付を受け付けるように求める声もSNSで上がっているとのこと。
他にも、ウクライナの取引所クナ(Kuna)の創設者は、自国の慈善活動を助ける仮想通貨基金を設立したり、地元のNFTアーティストの作品が完売になったりと、ウクライナに対して、世界の仮想通貨愛好家から応援する動きが広がっている。
このような国境を超えた寄付には、仮想通貨が最も有効といえよう。
仮想通貨がなかったころなら、寄付する場合は、銀行口座への振込や募金箱へ現金を入れていた。
それくらいしか手段がなかった。
銀行振込の場合は、海外の銀行へ直接振り込みをすると、5,000円とか手数料がかかってしまうので、国内の銀行が間に入っての寄付受付になったいた。
募金箱はそもそもその現金が例えばウクライナにいつどのように届けられたかわかったものでもない。届けられないかもしれない。
今回のように仮想通貨やNFTを通じてであれば、確実にその人に寄付が届くし、手数料も数百円で済む。
また、その仮想通貨がどこに流れて行ったか履歴も追える。
なんて便利なんだと思う。
世界の寄付市場は40兆円を超えるらしい。寄付という行為をとってだけでも、仮想通貨の利用する人は増えてくると思うので、まだまだ仮想通貨市場は大きくなるであろうと思う。