パシフィック・リーグ6球団が設立したパシフィックリーグマーケティング(PLM)は9月7日、NFTコンテンツを扱うプラットフォームの運営を開始し、西武ライオンズの公式アイテムの販売をスタートさせた。
NFTコンテンツの販売は日本プロ野球界では初となる。
NFT販売サイトはこちら。
このサイトの中で、今回売り出すNFTの目玉は、西武ライオンズの栗山巧選手の通算2000安打達成を記念して開発したコンテンツなど4種類。
下記の商品はNFT化されたデジタルデータと現物(サイン入りパネル)をセットにして1つのみ限定でオークション販売する。
通常、現物だけだと、コピー制作もできるわけで、オリジナルの価値はない。
ただ、今回のように、NFTデジタルデータと組み合わせることで、この現物は世の中にたった一つしかないというオリジナルの証明になり、価値が上がる。
所有者はインターネット上で、自慢や売買ができる。
ここが今回の画期的なところである。
今回、この他に面白い商品として、9月7日のスタメンボードデータやヒーローサインパネルムービを限定300ずつ販売する。
これは各々1,000円、2,000円での固定価格での販売になる。
今後のアイディアとしてデジタルデータの限定サイン販売とかもあり得るであろう。
今回のNFTコンテンツのポイントは、2次流通も可能としているところ。
これで売買が可能になり、ファンだけでなく、投資家の資産としての価値も出て、購入層が広がる。
また、流通過程で売買の度に、このコンテンツ販売元にも、手数料が落ちる仕組みになっており、取引が増えれば増えるほど、販売元も儲かるという仕掛けである。
昨日の香取慎吾のNFTチャリティ、今回のパリーグのNFT参入と、日本でもNFTの具体的な導入事例が増えてきた。
大手事業者も続々とNFT市場に参入すると発表している。
今年後半は日本でもようやくNFTが盛り上がりそうである。
まだこの動きに気づいていない人も多いので、NFT市場の拡大を投資機会と捉えて、いろんなNFTを購入してみるのも良いのではないか。