日本発のNFTで最高落札額が出た。
手塚先生のモザイクアートNFT「鉄腕アトム」が、Open Seaという世界最大のNFTマーケットプレイスで120ETH(約5,600万円)で落札された。
海外のNFTで世界最高落札額は75億円で、数億円〜数十億円で売買される高額のNFTは結構存在する。
ただ、日本発のNFTでこれだけ高額の価格がついたのは初めてのようだ。
日本には、世界に誇るアニメコンテンツは多くある。
昨日も記事に書いたように、NFTはデジタル所有権の売買が基本であるから、著作権は侵さない。
だったら、日本のアニメのNFTを海外でどんどん販売しても問題はないはずである。
ただ、あまり供給しすぎると、その希少性がなくなり、価格は跳ね上がらなくなるので、希少性をどう担保するかは課題となる。
今回の鉄腕アトムのように、同じ題材でもモザイクアートにすればまたその希少性は産まれるから、要はアイディア次第であろう。
今回の鉄腕アトムの試みは日本から海外に打って出た良い事例であるから、他のアニメコンテンツ企業も、どんどん海外にアピールしてほしいものだ。
海外のアニメフアン向けにアニメ専用のマーケットプレイスなんか立ち上げると面白いかもしれない。
日本の政府も後押ししたら良いと思う。