出典:YUTAの米国株投資ブログ
よく、ビットコインの価格が1,000万円とか予想する記事を見るが、根拠はあるのだろうか。
ビットコインにもS2Fモデルという理論価格を求める方法があるようだ。
S2Fモデル理論ストック・フロー比率(S2F)は、ゴールドやシルバーなどコモディティ商品の希少性と価値を測るモデルとして利用されるいるが、それをビットコインにも適用している。
[ビットコインの上昇をバブルで片付けていいのか? - 実践バリュー投資]
以前の記事で、ビットコインの供給量はプログラムで決まっているという話をしたが、ビットコインを希少性の高い貴金属にみたて、その供給量から価格をはじき出したものである。
最初の画像に、この理論で導き出したビットコインの理論価格と実勢価格があるが、不思議とこの二つの価格は一致している。
この理論を信じるなら、2021年にも1,000万円に到達しても不思議はない。
ただ、このモデルは「セーの法則」のように供給量だけに注目して、需要面を考慮していない。
ビットコインの需要によっては、この理論価格どおりに行かず、大きく乱高下するだろう。
需要面を中長期的な目線で考えると、企業や機関投資家の参入が分岐点になる。
そういう意味で、先日のテスラのビットコイン1,600億円購入は分岐点の合図かもしれない。
以下、参考記事です。