暗号資産投資ガイド

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今週の相場

■ 先週金曜日の相場
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●株式
中国 上海A株
2,838.11
(-27.77)

香港ハンセン 
23,118.07
(+217.28)

ドイツDAX指数 
7,163.47
(+49.38)

NYダウ 
12,441.58
(+38.75)

日経平均 
9,521.94
(-40.11)

日経225先物(シカゴ) 
9,490
(-60.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→円→ユーロ)

ドル−円
80.77
(-0.58)

ユーロ−円
115.67
(+0.75)

ユーロ−ドル
1.4316
(+0.0190)

●債券
米国10年債 
3.07%
(+0.02%)

日本10年債 
1.13%
(-0.02%)

●商品
NYMEX原油先物
100.59
(+0.32)

NYMEX金先物
1,537.30
(+15.30)

■ コメント
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先週は引き続きギリシアをはじめとした欧州の財政不安の深刻化、中国・米国両経済の先行き懸念、商品先物相場の不安定さを受け、相場はリスク回避的な動きとなった。
週末には、G8があったが、現在起こっている上記課題に対し、明確な解決策を打ち出すわけでもなく終了してしまった。
市場は一進一退を繰り返しているが、株式については明らかに調整局面に入っている。

これまで好調に見えていた米国経済であったが、相次ぐ経済指標の悪化で、景気の回復ペースは鈍るとの判断が働いている。
その証拠に、安全資産である米国10年債が大量に買われ、利回りは今年の最低水準にある。
米国は今、住宅問題(住宅価格下落)、原油高(ガソリン価格上昇)、米財政問題(緊縮財政に向かう)と3つの課題を抱える。
これらの課題の解決策はすぐには見えないので、米経済は再び成長が鈍化する可能性が高いであろう。

世界経済の約20〜25%の規模を持つ米経済が変調をきたせば、世界経済に与える影響も大きいので、今後を占う意味でも、米経済の状況をつぶさに見ていく必要があろう。

米国が発表する今週の経済指標には要注目である。

6月1日 米製造業景況感指数
6月3日 米雇用統計

上記指標の良し悪しにもよるが、今週のマーケットももリスク回避的な動き(いわゆる調整局面)が続くとみている。