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おはようございます。
本日もどうぞよろしくお願いします。
■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
20,575.78
(-301.01)
ドイツDAX指数
5,795.32
(-22.56)
NYダウ
10,444.14
(+47.38)
日経平均
10,145.72
(-107.42)
日経225先物(シカゴ)
10,225
(-35.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→円→ドル)
ドル−円
89.12
(+0.70)
ユーロ−円
121.01
(-0.15)
ユーロ−ドル
1.3578
(-0.0122)
●債券
米国10年債
3.60%
(-0.02%)
日本10年債
1.32%
(+0.00%)
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■ 相場コメント
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(香港株は下落)
・中国の銀行融資の伸び鈍化や、金融引
き絞めに対する懸念から、銀行株中心に
下げを加速した。
・中国株も同様の理由で大幅安。
(欧州株は小幅下落)
・ECB(欧州中央銀行)、イングランド
銀行(英中央銀行)とも、予想通りの
金利据え置きで相場に影響なし。
(米国株は上昇)
・新規失業保険週間申請件数が前週から
減少したことを受けて、経済は底堅
く回復しているとの期待が膨らみ、上昇。
・ただ、全米リアルター協会(NAR)が発
表した1月の住宅販売成約指数が予想に
反して前月比7.6%低下したほか、5日の雇
用統計発表を控えて様子見の投資家も多
い。
【日銀、追加緩和を検討】
・日銀が、追加の金融緩和策を検討して
いる。
・昨年12月に国債等を担保に3ヶ月資金
を固定0.1%で10兆円供給するオペを導入
して以来の緩和策である。
・昨年12月も同様に円高で株安の局面で
、日銀がこのオペ導入し、9000円だった
日経平均が10000円を超え、ドル円も86円
前半から90円前半まで円安になった。
・今回の追加緩和策は、このオペの期間
を3ヶ月から6ヶ月にし、10兆円の枠も
拡充するというもの。
・この政策は、短期金利を低下させて、
資金の供給額を増やし、貸出を増やす
というよりは、円高対策の色が強い。
・貸出は日本に借入需要がない限り、い
くら資金の供給額を日銀が増やしても
貸出を伸ばすのは無理な話だからである。
・一方、円高対策としては効果がある。
・円とドルを比較した場合、例えば短
期金利(3ヶ月LIBOR)は、直近円の方
が高かった。
・資金は金利の高い方に流れるから、円
が買われ、円高−ドル安になる。
・今回のオペの導入によって、円の短期
金利が下がり、ドルの金利方が高くなる
ので、ドルが買われ、ドル高−円安にな
るのである。
・実際にこの発表を受け、短期金利はド
ル金利が高くなり、ドル円は、88円から
89円台に70銭ほど円安となっている。
・最近下落基調であった日本株もこの円
安を受けて持ち直すであろう。
・ただ、こういった介入も小出しにする
と効果が薄いので、やるのであれば徹底
的にやる方がよい。
・また、小手先の介入なので、本格的な
デフレ脱却には至らない。
・デフレギャップをなくすには、やはり
需要を創出する必要があるので、このタ
イミングで併せて、政府による思い切っ
た需要創出策が必要。
・政府は何をやっているのだろうか。
政策はパッケージで思い切ってやらない
と意味はない。
・景気を上向かせるには、まず「国民の
気」を盛り上げなければと思うのです。
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