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おはようございます。
本日もよろしくお願いします。。
■ 前日の市況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●株式
中国 上海A株
(休場)
香港ハンセン
22,047.71
(+45.12)
ドイツDAX指数
6,208.33
(-67.65)
NYダウ
10,739.31
(-21.72)
日経平均
9,566.32
(-35.79)
日経225先物(シカゴ)
9,460
(-115.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→円→ユーロ)
ドル−円
84.51
(-0.56)
ユーロ−円
113.25
(+0.42)
ユーロ−ドル
1.3401
(+0.0139)
●債券
米国10年債
2.56%
(-0.02%)
日本10年債
1.03%
(-0.02%)
■ 前日のコメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(アジア)
・香港株は上昇。中国株式市場は休場。
・昨日の上昇の流れを受け、不動産株中
心に買われた。景気に楽観的な見方が広
がっている。
(欧州)
・欧州株は下落。
・前日、米国FOMCが追加支援を行う用意
があると表明したこと、当日発表された
英中央銀行の議事録で追加支援策実施に
近づいたことが明らかになったことを
受け、
米英経済とも景気は悪化しているとの
悲観的な見方が広がっている。
(米国)
・米国株は下落。
・欧州の株安の流れを受け、投資家心理
は悪化して下落。
・この日発表された週間住宅ローン申請
件数の低下も影響している。
・投資家は安全志向に傾いており、米国
債が買われて、長期金利は低下した。
・昨日のFOMC後の声明では、米国の物価
水準がふさわしい水準を下回っていると
ことを示唆した。
・これを受け、FRBも低すぎる物価水準は
行動を起こす根拠になると言及した。
・既に11月2-3日に開催される次回FOMCに
向けての地ならしは始まっており、追加
の量的緩和は今後市場に織り込まれていく
であろう。
・今後、米国債はさらに買われ、長期金
利は低下し、ドルは独歩安となっていく。
・昨日、安全資産である金価格が1オンス
1295.8ドルの市場最高値を付けたのも、
このドル独歩安の動きを織り込み始めたか
らではないだろうか。
◆ Q&A ◆
昨日の米FOMCの発表を受けたドル円相場
の問いかけにいくつか意見が寄せられま
した。一部紹介します。
Q:米国が量的緩和をすると、なぜ、円高
阻止のため、日銀も量的緩和をしないと
いけないのでしょうか。
A:2国間の為替相場が変動する要因とし
て、短期的には金利差があります。
例えば、米国の短期金利が0.3%、日本が
0.1%だったとします(日米金利差0.2%)。
ここで、米国の金利が下がり、0.2%にな
ると、日米金利差が0.2%から0.1%に縮ま
るので、金利が相対的に高く有利になっ
た円が買われ、ドルが売られます(円高)。
米国の量的緩和は短期金利を下げる効果
があるので、もし日銀が何もしない場合
は上記の例のように日米金利差が縮まり、
円高になるというわけです。
為替の変更要因は金利差だけではないの
で、必ずしもそうなるわけではありませ
ん。そうなる可能性が高いということで
す。 以上
Q&Aで取り扱ってほしい内容、ご質問
等ありましたら、お気軽に下記にメール
を下さい。
info@kantantoushi.jp
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