株式会社OPSIONは2022年7月22日に、同社が開発しているWeb3メタバース『AZITO』のプロジェクト概要や方針を定めたホワイトペーパーを公開したことを発表した。
2022年9月中にはAZITOのクローズドβ版もリリースされるとのことで、クローズドβ版のリリースに先駆けて、AZITOが開発するメタバースの土地の保有権がついたNFT3,000個をSolanaチェーンで販売するらしい。
日本でもいくつかメタバースが立ち上がっているが、このメタバースは盛り上がるのだろうか。
世界では、The Sundbox と Decentraland がメタバースの2大巨頭であり、そのトークンは2,500億円ほどの時価総額になっている。
もちろん、ランドも売り出しており、どちらも1区画20万円〜50万円で販売されている。
今この2強を追い上げてきているのが、BAYCのOthersideである。
これはまだサービス開始をしていないが、トークンはAPEコインが発行されており、土地も既に販売されている。
Othersideのランドは1区画50万円以上となっている。
メタバースというプラットフォームは、国や地域の枠組みを超えることに価値があるので、各国それぞれでメタバースが立ち上がっているが、いずれ統合されていく運命にあると思う。
逆に言えば、最初から世界を相手にしたメタバースしか、残っていかないであろう。
今回紹介した「AZITO」は、日本の中のクリエイター中心のコミュニティであり、世界観が狭いし、日本のメタバースという感じで、最初から世界を相手にしていないように思える。
当初は盛り上がるかもしれないが、SNSのミクシーのように、日本だけで盛り上がり、最終的にはFacebook、ツイッターにその座を奪われてしまったようにならなければ良いが。
ネガティブな意見ばかり書いたが、個人的には、日本発のメタバースが世界を席巻してほしいと願っている。
日本のメタバースが盛り上がるように応援していきます。